講師に感じたモヤモヤは、子供たちの未来のためにフィードバックしましょう。
いろんな国のいろんな講師のレッスンが受けられると思ってはじめたオンライン英会話、でも中には子供の性格に合わない残念な講師もいます。
ご自身のお子さんが英語嫌いにならないため、そして、今後同じ思いをする子供が出ないためにも、そのとき感じたモヤモヤはしっかりとサービス会社にフィードバックしましょう。
この記事では、我が家のシャイな4歳児がオンライン英会話「Novakid」で講師にできないことを一方的に指示されモヤモヤした体験と、それをフィードバックした結果、カスタマーサポートが見事に解消してくれた事例について紹介します。
講師への不満はTwitterや口コミで拡散するよりも、サービス会社に相談した方が親身になって対応してくれます。
子供たちの未来につながる内容なら遠慮は必要ありません。
なお、単にクレームを推奨しているわけではなく、次への改善につながる不満は、みんなのためにも抱え込まずに主張しましょう、という趣旨です。
この記事をオススメする人
- 子供向けオンライン英会話でモヤモヤしたことがある人
- 子供にオンライン英会話を受けさせたいが不安がある人
- Novakidのサポート対応について知りたい人
講師への不満をフィードバックすべき理由
オンライン英会話でレッスンの進め方に不満がある、講師の子供への対応に理不尽さを感じる、そんな場面に出くわすこともあるでしょう。
多くのサービス会社の講師は国際的な英語教育の資格を持っていたり、独自の教育カリキュラムを受けていますが、講師自身の性格や子供への教育経験によってレッスンの質にバラツキがあるのは事実。
講師の質に差があることを前提として、講師への不満、モヤモヤをサービス会社にフィードバックすべき理由は次の3つです。
- この先も自分の子供が楽しくレッスンを受けられるように
- 今後、同じ思いをする子供たちが出ないように
- お気に入りのサービス会社の質を高めるため
1 この先も自分の子供が楽しくレッスンを受けられるように
一番の理由は、講師への不満をサービス会社に伝え、この先もご自身のお子さんが楽しく英会話レッスンを受けられるようにするためです。
「一度不信感をもった講師のレッスンはもう受けないから、サービス会社に言うのは意味がない。」と思うかもしれません。
でも、もし主張しなければ、また同じような対応をする講師に出会ってしまい、モヤモヤを繰り返したお子さんが英語を学ぶこと自体を嫌いになってしまいます。
肝心なのはサービス会社への伝え方。
講師の文句を言うのではなく、子供の性格に合った新しい講師を紹介してもらいましょう。
たとえば、「理不尽な思いをしてレッスンを受ける子供のモチベーションが下がっている。私の子供は〇〇は苦手だが、〇〇は得意なので、得意なことを伸ばすことができる講師を紹介して欲しい。」と伝えるなどです。
そうすれば、カスタマーサポートがたくさんの講師の中から、その子にあった講師を紹介してくれたり、それが難しければ、違う提案をしてくれるはずです。
2 今後、同じ思いをする子供たちが出ないように
もしかしたらその講師はまだ子供の扱いに慣れていない勉強中の人かもしれません。
その場合、レッスンを受けた側が不満の内容を講師にフィードバックしてあげないと、講師本人は技術不足にずっと気がつきません。
そうなった場合、ほかの家庭にモヤモヤの連鎖が起きます。
ご自身のお子さんはもうその講師のレッスンを受けないかもしれませんが、同じような性格の子供がその講師に理不尽な対応をされると、その子も英語が嫌いになってしまいます。
不満の内容をレッスン後の講師の評価やサポートに改善点として伝えましょう。
3 お気に入りのサービス会社の質を高めるため
「子供が気に入ったサービスなら、なるべく長くレッスンを受けたい」と思うのが親の期待。
そのためには、サービス会社が長くサービスを続けてくれなければいけません。
オンライン英会話は、教材や教育カリキュラムも大切ですが、結局、子供とレッスンをする講師の質が最も重要。
お気に入りのサービス会社の講師の質が向上し、ユーザーの評価が上がれば、会社自体が長続きしてくれるので、これからも子供が楽しくレッスンを続けることができます。
子供が楽しくレッスンを続けてくれれば、結果的に子供が英語に親しんだり、バイリンガルになってくれる将来が期待できる、という良いサイクルに入ります。
オンライン英会話で子供に合わない講師に出会ったら
子供に合わない講師に出会ってしまったら、具体的にどう対応するのがベストなのでしょうか。
幼児向けレッスンの場合、「子供に合わない」というよりも「親がレッスンに納得できない」と言った方が正確かもしれませんが、私の考える正解パターンは2つ。
- レッスン中:不満を感じていることを講師に伝え改善してもらう、もしくは途中で中断
- レッスン後:サービス会社に講師への不満等を改善してもらう内容でフィードバックする
レッスン中:不満を伝え改善してもらう/レッスン中断
子供、講師、親、3者にベストな方法はレッスン中に不満を解決することです。
モヤモヤは時間が経つほどに、増幅されていきます。
レッスン中に不満を感じた点を親が横からコメントで伝え、改善してもらうのが最速の解決策です。
すぐに英語でコメントできない方はグーグル翻訳などを使ってチャットで伝えても良いでしょう。
少し勇気がいるかもしれませんが、その時伝えておかないと、むしろ後から後悔します。
講師に伝えても改善されず、納得いかない場合は最終的にレッスンを中断しても良いと思います。
もちろん、講師には「これ以上続けられないので、今日のレッスンは中止させてもらいます。」と断りを入れるべきですが、レッスンを無理に続けて、子供と親の心の負担になるようなら潔く中止した方が良いでしょう。
役に立つかもしれない講師への不満解消フレーズ例
*グーグル翻訳です。
- この子は話すのは苦手ですが、アクションすることはできます。方法を変えてくれませんか。
- My kid is not good at speaking, but he is good at expressing with️️gestures.Will you change the way?
- あなたの指示はこの子には難しいので、違う方法で理解度をはかることはできませんか?
- Your instructions are difficult for him, so could you try to understand them in a different way?
- 申し訳ありませんが、今日はもうこれ以上レッスンを続けることができません。
- I’m sorry, we can’t continue the lesson anymore today.
- 今日のレッスンはここで中断させてもらいます。
- Today’s lesson will be interrupted here.
レッスン後:講師を評価、不満な点をサポートにフィードバック
不満をフィードバックする目的は、講師の質を高めてもらうためです。
このためレッスン中に不満が解決したり、ご自身の英語力で次に理不尽な講師と出会っても対応できる場合はサービス会社まで伝える必要はありません。
ですが、もし納得できずにレッスンが終わった場合は、講師の評価や不満に感じたポイントをサービス会社のサポートにフィードバックしましょう。
このとき、次への改善につなげるためにはフィードバックの内容にコツがあります。
フィードバックのコツ:不満ではなく不安を伝える
サポートに講師への不満をフィードバックする場合、単に不満を主張するだけではお詫びの言葉が返ってくるだけです。
【不満だけを主張した場合】
「理不尽な思いをしました。」
→「大変申し訳ありませんでした。講師にはその旨を伝え、改善に努めてまいります。」
これでは、ご自身のお子さんが再び残念な講師に出会うことを回避できません。
不満を不安に変えて主張すると、サービス会社はユーザーの満足度の向上のために、対応策を考えてくれます。
【不満を不安に変えて主張した場合】
「理不尽な思いをし、今後サービスを継続していくことに不安があります。」
→「大変申し訳ありませんでした。講師にはその旨を伝え、改善に努めるとともに、引き続き安心してレッスンが受けられますように、次の提案をさせていただきます。」
サービス会社によっては、これくらい丁寧な対応をしてくれることもあります。
私たちがサービス会社にお願いしたいのは、お詫びの言葉ではなく、次につながる改善です。
増幅しつつあるモヤモヤを抑え、少し冷静になって、有益な情報が得られるように文面を工夫してみましょう。
【Novakid】残念な講師の体験談
「レッスンでモヤモヤした体験は必ずサービス会社にフィードバックしましょう」というのは私の実体験です。
シャイな4歳児とNovakidのレッスンを受けていた時に感じた不満を、Novakidのサポートにフィードバックしたところ、想像以上に丁寧な対応をしてもらい、素敵な講師に巡り合え、今では楽しくレッスンを受けています。
サービス会社は家族やSNSフォロワーよりも親身になってモヤモヤの解決策を考えてくれました。
シャイな4歳児がNovakidに出会うまで
我が家の4歳児はとてもシャイです。
初対面の方からの「おはよう」に応えられず、モジモジするシャイボーイです。
シャイな子がオンライン英会話で講師のレッスンを受けられるのか、と半信半疑でしたが、意外にもNovakidの講師やサービスを気に入ったため定期受講をはじめました。
Novakidの体験レッスンの様子はこちらの記事に書いています。
Novakid公式サイト
子供の性格に合わせてくれない残念な講師
Novakidのオンラインレッスンでは、講師とのライブ映像に加え、マウス操作やタッチスクリーンなどのアクションによっても双方向のやりとりが可能です。
シャイな子供で講師とお話ができなくても画面タッチで英語の理解度を示すことができるので、これまでは問題なくレッスンを受けていました。
実際のNovakidレッスンの様子
ある初めての講師のレッスンでのこと。
「じゃあ、私の後に繰り返して言ってみて」と指示され、いつもどおり無言の4歳児。
毎回安定のやり取りをしばらく横で観察。
無言の間が続いたので、講師にチャットで「この子はシャイなので、お話することは難しいかもしれない」と伝えました。
これまでの講師なら、「じゃあ、〇〇をタップしてみて。OK!」という風に、Novakidの強みであるタッチ画面での理解度チェックに移行してくれました。
しかし、この講師は違いました。
「お父さん、彼を勇気づけてお話しするように言ってください!」
その指示は理解できます。
『子供が英語で会話できるようになってくれたらいいな』と思って受けているレッスンですから、英語を話してくれないとはじまらないのは分かります。
けれど、シャイな子供は勇気づけたからと言って、「ハロー、アイムタロー!」と即座に言うようになりません。
若い講師の方だったので、いろんな子供の性格に対応できる経験がなく、子供の性格が読み込めなかったかもしれません。
講師に理解度チェックのやり方を変えるよう伝えるべきでしたが、私の英語力の無さからそれを上手に伝えることができず、無力にただ横で傍観。
レッスンはその後も無言の時間が続き、講師はひたすら「はい、言ってみて」を繰り返し、画面タッチやほかの手法で理解度をはかることもなく終了しました。
カスタマーサポートに相談
自分の英語力、子供の育児方法は自分たち親が変わらなければいけないと反省しましたが、それでも講師へのモヤモヤは消えません。
そして、サポートにこんな内容の相談をしました。
「今後のレッスンが不安になり連絡しました。4歳の男の子ですが、シャイな子でなかなか先生とお話ができません。シャイな子の対応が得意な先生の選び方、シャイな子でも学習を進められるシステムはありますか?」
相談した時点では、『良い先生を数人紹介して欲しいな』程度の期待でした。
カスタマーサポートの対応
サポートからはこう返信がありました。
「大変恐れ入りますが、そのような選び方はシステムではまだございません。よろしければ、お子様の性格やご希望の先生の性格や性別をお伺いし、合いそうな先生を何名かご提案させていただきたく存じますが、いかがでしょうか?(一部抜粋)」
実際の画面(一場面を抜粋、講師の写真や名前は加工しています)
とても親身に相談に寄り添ってくれました。
私は子供の性格とともに、「発語は引き続き促して欲しいが、シャイな子供の扱いを理解されている講師を紹介して欲しい」と伝えました。
すると、
「何名かお子様に合いそうな先生をご紹介させていただきます。先生の名前の下のリンクより自己紹介動画をご覧いただけます。」
11名の講師の紹介動画のリンクとレッスンの空き時間をとても細かく教えてくれました。
11人の講師の空き時間を詳細に教えてくれるだけでも丁寧な対応だと思いましたが、文末に補足がありました。
「少し補足させていただきますと、どの先生もとても穏やかでフレンドリーかつ明るい雰囲気の先生ばかりですが、中でも3番のRic先生はとても人気がございます。9番のGov先生は、とても分かりやすいジェスチャーで、レッスンの場を和ませるのがお上手に見受けられます。最後の11番のFra先生は男性の先生ではございますが、とても優しく柔らかい雰囲気でございますので、お子様の今後にお役に立てたらと思い含めさせていただきました。
こちらの中からお気に入りの先生を見つけていただけると幸いです。
先生の名前と日時をお知らせ頂けましたら、こちらでご予約をお取りいたします。
ご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。(講師名は変更)」
モヤモヤした気持ちが一気に晴れました。
こちらの気持ちを汲んでくれ、オススメの講師を詳細に提案してくれる期待以上の対応。
せっかくなので、そのニュアンスが伝わるよう全文を載せさせていただきました。
サポートが提案してくれた講師で初めての発語
サポートの期待以上の対応に感激し、講師の動画とプロフィールを入念にチェック。
子供の性格に合いそうな講師を自己紹介動画からの雰囲気で選び、サポートに予約を取ってもらいました。
そして、いざ新しい講師とレッスン。
講師には子供の性格などが前もって共有されていたようで、「この単語を話してみよう」とは言いますが、言葉を発しないと次に進めないようなことはなく、アクションでの理解度チェックを頻繁に入れてくれました。
その講師とは初回からすぐに打ち解け、なんと2回目のレッスンで単語を発音できるまでになりました!
appleやpenなど簡単な単語ですが、これまでオンラインで一言も話せなかったシャイボーイが良い先生に出会えたことで簡単に一つの壁を越えました。
講師はとても喜んでくれ、英語がわからない子供でも理解できるほどのジェスチャーで褒めてくれたので、子供のモチベーションが見事に上がりました。
まとめ
この記事では、オンライン英会話での講師への不満は必ずサービス会社にフィードバックすべき、ということについて解説しました。
【不満をフィードバックすべき理由】
- この先も自分の子供が楽しくレッスンを受けられるように
- 今後、同じ思いをする子供たちが出ないように
- お気に入りのサービス会社の質を高めるため
我が家の実体験として、不満をフィードバックした結果、子供の性格に合う講師に出会うことができました。
今では2人の講師で定期レッスンを受けていますが、サポートから提案された他の先生のレッスンも入れてみたいと予定を調整中です。
これまでレッスンを受けるときは、レッスンの30分前から子供の気持ちを高めるためにYOUTUBEを見たり、Novakidのゲームをしてアイドリングしてからレッスンを受講していました。
ですが、楽しい講師に出会ってからは気持ちがすぐに切り替えられるようで、「レッスンの時間だよ」と言うと、パソコンの前に自分から進んで座るようになりました。
また、楽しいレッスンの効果は日常にも表れています。
レッスン以外でも英語で物の名前を言ったり、英語で何というか聞いてきたりするとともに、英語のフレーズを話す回数が増えました。
レッスンが楽しいと英語のインプットもアウトプットも促されるようです。
不満をフィードバックした結果、我が家は子供の学習効率が好転しました。
良いサイクルがほかの家庭のお子さんにも伝わっていることが期待できますので、遠慮せず、講師への不満はユーザーの不安という形でサービス会社に主張することをオススメします。