サイトで選ばず先生のプロフをしっかり読む!
「なるべく安くネイティブの先生と個人レッスンがしたいけれど、紹介サイトがたくさんあって、どこが良いかわからない…」
外国語の先生を割安で紹介してくれるサイトは、Hello-Sensei(ハロー先生)、Enjoy Lesson、ファインドネイティブ先生など、都心であればもっとたくさんあります。
これらのサイトからレッスンしてくれる先生をさがすとき、先生の紹介料や登録している先生の多さなど、サイトのサービスに注目していませんか?
実は良い先生に出会うために見るべきなのは、サイトのサービス内容ではなくサイト内に書かれている先生のプロフィールです。
加えて、サイトで検索する前に自分がどんな先生を求めているのか具体的に考えるのが大切。
このステップを踏むことで自分の目的に合った先生を見つけやすくなります。
いったんサイトの紹介画面から目を離し、自分自身に尋ねてみましょう。
数千円の差で良い先生が早く見つかり学習効率が上がるなら、高い出費ではありません。
この記事を書いた人
- 38歳子育てパパ、実質英検3級から英語学習スタート
- 紹介サイトで先生を探し、自宅でレッスンをはじめる
- 妻や子供もレッスンに巻き込み家族でバイリンガルをめざす
この記事をオススメする人
- 語学の個人レッスン費用を安くおさえたい人
- マッチングサイトでの先生選びに悩んでいる人
英会話個人レッスン、先生のさがし方3ステップ
語学の先生を割安で紹介してくれるサイトの多くは、人の紹介はしてくれますがレッスン内容までは関わっていません。
このため、登録している先生の「教えるスキル」にはバラつきがあります。
割安な紹介料のデメリットといえますが、自分に合った先生を選び、レッスン内容をしっかりリクエストすることで、このデメリットは解消できます。
せっかくはじめる個人レッスン、『こんなイメージじゃなかった…』とならないよう準備して、良い先生に出会えるチャンスをつくりましょう。
個人レッスンの先生さがし3ステップ
- 自分が求めるレッスンの内容を考える
- サイトを横断して先生のプロフを見る
- 体験レッスンで先生のスキルや相性をみる
1.自分が求めるレッスンの内容を考える
先生をさがす前に自分が求めるレッスンの内容を考えましょう。
フリートーク、トラベル会話、発音練習、ディスカッション、情勢把握、英文チェックなど。
自分がどんなレッスンにしたいかを明確にすることで、その目的に適した先生を見つやすくなります。
むしろ自分がどんな先生をさがしているかわかっていないと、決め手に欠け悩むだけです。
また、目的によっては必ずしもネイティブである必要はありません。
英会話「超」初心者の私の場合、外国の方とほとんど話をしたことがありませんでした。
このため、「日本語でも英語でもいいから、まずは面と向かって外国の人と話をすることに慣れる」という低い目標を設定。
探したのはフリートークで盛り上がれそうな共通の趣味を持った先生でした。
結果的にスペイン出身で第二言語が英語という先生にお願いし、旅行の話で盛り上がりました。
2.サイトを横断して先生のプロフを見る
レッスン内容の希望が決まったら、実際に先生をさがしましょう。
住んでいる地域によってマッチングサイトの数や登録している先生の数は違いますが、なるべく多くのサイトを訪れ、登録している先生のプロフィールを読み、目的のレッスンをしてくれそうな先生を選びましょう。
サイト内にはそれぞれの先生が得意とするレッスンや対象者、日本語で連絡できるかなどが書かれています。
登録している先生が多いときは検索条件を追加してみましょう。
このとき先生の「教えるスキル」を判断するポイントの一つが、学校などでの教師経験があるかどうかです。
学校や大学での教師経験がある先生や個人レッスンの経験が長い先生は教えることに慣れています。
教える引き出しが多い分、リクエストした内容に応えてくれやすい傾向にあり、レッスン料金は高めです。
逆に留学生など教師経験が浅い先生は、教えるのが得意といえない人もいるので、フリートークや海外事情を教えてもらうのに適しています。レッスン料金は安めです。
主なマッチングサイトの概要
Hello-Sensei(ハロー先生)
英語をはじめ16か国語の先生の連絡先をマッチングしてくれるサイト。
紹介に特化しており、シンプルでわかりやすのが特徴。
- 5人までの紹介料2,800円(税込3,080円)
- 入会金・年会費なし
- 連絡先の照会は支払いから30日間(WEB上)
- 連絡先を入手後に先生と交渉
- 紹介料の割引キャンペーンを定期的に開催
hello-sensei.com
<h4=”Enjoy-Lesson”>Enjoy Lesson
英語をはじめ19か国語の先生の連絡先のマッチングや先生が企画するイベントの掲示版があるサイト。
連絡先を入手する前にサイトを通じて先生に質問できるのが特徴。
- 年間の紹介料3,960円(税込)、翌年以降2,530円(税込)
- 紹介人数に制限なし
- 入会金・年会費なし
- 連絡先を入手前に先生と交渉できる
- 先生をさがす方法は、検索と掲示板の2種類
ファインドネイティブ先生
英語をはじめ39か国語の先生の連絡先をマッチングしてくれるサイト。
紹介に特化し、紹介料が格段に安いのが特徴。
- 5人までの紹介料1,500円(支払いはPayPalのみ)
- 入会金・年会費なし
- 連絡先を入手後に先生と交渉
- 「その他の言語」を含め多言語をカバー
- 登録している先生の数は多くない
Enjoy Lessonは紹介料を払う前に先生と交渉できるのがメリットですが、ほか2つのサイトは紹介料が安いので、自分の目標に適した先生が見つかればラッキー。
同じ先生が複数のサイトに登録している場合は、価格の安い方を選べばいいでしょう。
3.体験レッスンで先生のスキルや相性をみる
先生の連絡先を入手したあとは先生と連絡を取りましょう。
メールなどでのやり取りの後、体験レッスンをし、よければ正式にレッスンを依頼することになります。
英語でのメールがむずかしい人には紹介サイト内にテンプレートがあるので参考になります。
いよいよ先生と会う体験レッスンは先生のレッスンスキルや自分との相性をみる重要な機会です。
緊張するかもしれませんが、しっかりとレッスン内容の希望を伝え、それに応えてくれる先生か判断しましょう。
英語学習は継続する必要があります。
長いおつきあいができる先生かフィーリングも大切に。
体験レッスンをして目的に合ったレッスンをしてくれそうな先生であれば正式にお願いしましょう。
イメージと違う場合は後日メールなどで断りの連絡をいれましょう。
以前、自宅で個人レッスンを受けたい場合の注意点をまとめました。
子育て世帯に向けの内容ですが参考にしてください。
自宅で対面での英会話レッスン、子育て世帯が先生探しで気をつけること5選。 – 家族でバイリンガルをめざす!
自分のスキルアップとともに先生を変えることも
レッスンを受けているうちにスキルアップし、レッスンに求める内容が変われば先生にリクエストしましょう。
先生の立場から考えても、自分のレッスンが生徒のスキルアップにつながっているか気になるはずです。
レッスン内容を評価し、フィードバックすることはお互いに有益なレッスンにつながります。
もし先生がリクエストに応えられないのであれば、新しい先生をさがしましょう。
英語「超」初心者だった私の場合
私の場合、ハロー先生で英会話の先生を見つけました。
超初心者だったため、まずは外国の人と話すことに慣れるのが目標。
プロフィール写真がやさしそうで趣味が共通している人、自宅に来てもらうため妻の意見も参考に選びました。
結果的に2人の先生にお願いし、レッスン内容を変えました。
一人は大学で英語講師をしているアメリカ人の先生。
発音の矯正やイラストを英語で説明する練習、物事をNGワード以外で説明する練習など、しっかりとしたカリキュラムでレッスン内容は盛りだくさんでした。
もう一人は日本文学を学ぶために留学してきたスペイン人の先生。
イギリスの大学に進学していたため英語は流暢でしたが、レッスン内容はYOUTUBEの動画をひたすら和訳するスパルタな内容。
フリートークが楽しかったり子供好きだったので続けられましたが、スパルタ和訳だけだとつまらなくてお断りしていましたね。
レッスンを1年ほど続けるうちに英語を話すことにも慣れ、言いたいことが比較的スムーズに出てくるようになりました。
このため、現在は日本人の先生とディスカッションをメインとしたレッスンをしています。
まとめ
この記事では、対面での英会話個人レッスンをしてくれる先生のさがし方を解説しました。
たくさんある先生の紹介サイトでは、サイトのサービス内容に目移りしてしまいます。
しかし大切なのは、まず自分が受けたいレッスンの内容をかためること。
次にサイトを横断して先生のプロフィールを確認、目的のレッスンをしてくれそうな先生を選び、最後に体験レッスンで、先生のスキルや自分との相性をチェックします。
個人的には体験レッスンで先生とのフィーリングを確認することが一番大切だと思います。
なぜなら、先生とはレッスン内容以外にもやり取りする機会が多くあるからです。
次回のスケジュール調整、レッスンのキャンセル・遅刻連絡、空き時間の雑談など。
長く気持ちの良いおつきあいができそうか、体験レッスンの中で見極めましょう。
気持ちの良いおつきあいのヒントは万国共通、お互いを気づかう気持ちです。